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Text File  |  1995-02-15  |  18KB  |  452 lines

  1. ==============================================================================
  2.                     ディスクファイル並べ替えユーティリティ
  3.                              DMOVE86 Version 2.00c
  4.  
  5.                             for all MS-DOS machines
  6.                         Copyright (c) 1993,94 Delmonta
  7. ==============================================================================
  8.  
  9.  
  10. 第1章  はじめに
  11.  
  12. 1.1  DMOVE86とは
  13.  
  14.   ディスクファイルの作成・消去を繰り返してくると、 DIRコマンドなどで表示される
  15. ファイルの順番がごちゃごちゃになってきます。そうなると、ファイルを探すのが非常
  16. に面倒になります。そこで、DMOVE86の登場です。
  17.   DMOVE86は、 ディスク上のファイルの順番を入れ換えるツールです。ファイルを別の
  18. ディスクに書き出すことなく、ディスク上のファイル管理領域(ディレクトリエントリ)
  19. のみを書き換えますので、高速な処理が特長です。
  20.  
  21.  
  22. 第2章  使用環境
  23.  
  24. 2.1  機種
  25.  
  26.   基本的に、日本語MS-DOS Ver2.1以上が動作するすべてのマシンで使用可能です。 英
  27. 語DOSなどでも、 メッセージが化けるだけでそれ以外に問題はないと思います。空きメ
  28. モリは384KBで充分だと思います。なお、動作確認は以下の機種で行っています。
  29.  
  30.      o 富士通 FM TOWNS II HR100(日本語MS-DOS Ver5.0 L22/TownsOS Ver2.1 L20)
  31.      o NEC PC-9801NS(日本語MS-DOS Ver3.3C)
  32.      o NEC PC-9821Ce/S2(日本語MS-DOS Ver5.0A-H)
  33.  
  34. 2.2  対応メディア
  35.  
  36.   フロッピーディスク及びハードディスクに対応しています。光磁気ディスクにも使用
  37. 可能です。32MB [*1]を超える巨大なドライブにも使用できます。
  38.   ネットワークを通してつながっているドライブには使用できません。[*2]
  39.  
  40. 2.3  その他
  41.  
  42.   DMOVE86は、ANSI準拠のエスケープシーケンスを使って画面を制御しています。 した
  43. がって、ANSIエスケープシーケンスをサポートしていないシステムでは、使用すること
  44. ができません。 例えばIBM互換機で使用する場合は、ANSI.SYSを常駐させる必要があり
  45. ます。
  46.  
  47.  
  48. note:
  49.  
  50.  [*1] PC-98やFMのハードディスクの場合は128MB。
  51.  
  52.  [*2] CD-ROMドライブも内部的にはネットワークドライブの扱いになっています。した
  53.       がって、CD-ROMのディレクトリエントリの中身を見ることはできません。
  54.  
  55.  
  56. 第3章  使用方法
  57.  
  58. 3.1  起動
  59.  
  60.   DMOVE86の起動は、コマンドラインから以下のように入力します。
  61.  
  62.           A>DMOVE86 <ドライブ名>
  63.  
  64. ドライブ名を省略した場合は、キーボードから入力することができます。
  65.  
  66. 3.2  基本操作
  67.  
  68.   DMOVE86が起動すると、 画面にルートディレクトリのファイルのリストが表示されま
  69. す。 1ページ(1ページ=96ファイル)に収まらない場合は、最初の1ページだけが表示さ
  70. れます。
  71.   白く表示されているのが普通のファイル(隠しファイルや読みだし専用ファイルを含
  72. む)、赤がシステムファイル、緑がサブディレクトリ、紫がボリュームラベルです。 ま
  73. た、::::::::.:::は空き領域を表します。
  74.   その中で、先頭のファイルには、"< >"というカーソルが表示されます(以下単にカー
  75. ソルという場合はこのカーソルのことです)。 カーソルを移動したいファイルのところ
  76. にもっていってスペースキーを押すと、ファイル名が反転表示されます。ファイル名が
  77. 反転した状態で、ファイルを移動したい位置にカーソルをもっていき、スペースを押す
  78. と、 このふたつのファイルの位置が入れ替わります。 これが、 DMOVE86の基本操作で
  79. す。
  80.   ページ間のカーソルの移動には+と-のキーを使います。ページをまたいでファイル
  81. の位置を交換することもできます。
  82.   ファイル名を反転させた後で操作を取り消したいときは、 ESCキーでファイルの指定
  83. をやり直せます。ただし、ファイルの位置を交換した後でのやり直しはできません。後
  84. に示すOコマンドを使ってください。
  85.  
  86. 3.3  コマンド
  87.  
  88.   DMOVE86のコマンドを実行するには、その頭文字をキーボードから入力します。 大文
  89. 字、 小文字とも認識しますが、 全角は認識しません(半角のみです)。また、カナ入力
  90. モードになっている場合も正しく認識しません。[*3]
  91.  
  92. Help
  93.       使用できるコマンドのリストを表示します。
  94.  
  95. Write
  96.       並べ替えた結果をディスクに書き込みます。
  97.       DMOVE86は、ファイルを並べ替えても、 このコマンドを実行するまではその結果
  98.     をディスクに書き込みません。 従って、これを実行せずに後に示すQコマンドを実
  99.     行してしまうと、編集結果は破棄されてしまいます。
  100.  
  101. Insert
  102.       カーソル位置に空白を一つ挿入し、あとのファイルを一つずつずらします。
  103.  
  104. Delete
  105.       カーソル位置の空白を削除し、あとのファイルを一つずつ詰めます。[*4]
  106.  
  107. Sort
  108.       エントリをソートします。詳しくは後述します。
  109.  
  110. Rename
  111.       ファイル名・属性・タイムスタンプを変更します。詳しくは後述します。
  112.  
  113. Original
  114.       これまでの結果を破棄し、そのディレクトリの編集を最初からやり直します。
  115.  
  116. Change directory
  117.       カーソル位置のサブディレクトリの中に入ります。この操作は、 改行(Ctrl+Mも
  118.     可)キーでも実行できます。
  119.  
  120. Quit
  121.       親ディレクトリに戻ります。 ESC(Ctrl+[も可)キーでも実行できます。ルートデ
  122.     ィレクトリからこのコマンドを実行した場合、DMOVE86を終了します。
  123.  
  124. 3.4  エントリのソート
  125.  
  126.   DMOVE86では、 ディスクのエントリをある一定の規則に従ってソートすることができ
  127. ます。
  128.   まず、 ソート開始位置にカーソルを合わせてキーボードのSキーを押します。そのフ
  129. ァイルが反転表示されるので、ソートの終点にカーソルを合わせてスペースキーを押し
  130. ます。終点は始点と別のページにあっても、また終点が始点より前でも[*5]かまいませ
  131. ん。
  132.   次に、ソートの方式を聞いています。指定できる方式は以下の通りです。
  133.  
  134.      o ファイル名    :まずファイル名を、次に拡張子を比較します。
  135.      o 拡張子        :まず拡張子を、次にファイル名を比較します。
  136.      o 最終変更日時  :ファイルのタイムスタンプを比較します。
  137.      o ファイルサイズ:ファイルの大きさを比較します。
  138.      o 属性  :ファイルの属性のみを比較します。 並べ替える順序は次の通りです。
  139.                              |    ボリュームラベル    ↑
  140.                            昇|システム属性のあるサブディレクトリ|降
  141.                              |    システムファイル    |
  142.                            順|    サブディレクトリ    |順
  143.                              ↓     普通のファイル     |
  144.  
  145.   次に、昇順にソートするか降順にソートするかを指定します。
  146.   なお、途中に空き領域がある場合は常に最後に回します。
  147.  
  148. 3.5  ファイル名の変更
  149.  
  150.   DMOVE86では、 ディレクトリエントリ中のファイルのファイル名・属性・タイムスタ
  151. ンプを自由に変更することができます。
  152.   まず、 ファイル名等を変更したいファイルにカーソルを合わせ、キーボードのRキー
  153. を押します。ファイル名が反転表示され、画面下に次のような表示が現れます。
  154.  
  155.      FILENAME.EXT   ADVSHR   80/01/01 00:00:00
  156.  
  157.   左から順にファイル名、属性、タイムスタンプを表しています。属性は、左から順に
  158. アーカイブ[*6]、サブディレクトリ、ボリュームラベル、システムファイル、隠しファ
  159. イル、書き込み禁止ファイルです。
  160.   ファイル名/タイムスタンプを変更するときは、 カーソルキーの左右で変更したい項
  161. 目のところに反転カーソルを動かし、 キーボードから新しいファイル名/タイムスタン
  162. プを入力して、リターンキーを押してください。変更を中止したい場合は、 ESCキーを
  163. 押してください。
  164.   属性を変更するときは、変更したい属性のところに反転カーソルを動かし、カーソル
  165. キーの上下で変更します(上を押すとその属性が立ち、 下を押すと降ります。なお、属
  166. 性が降りているところは、属性の名前の代わりに'-'が表示されます)。
  167.   ファイル名等の変更が終わったら、リターンキーを押してください。変更を中止する
  168. 場合はESCキーを押してください。
  169.   サブディレクトリの属性やタイムスタンプを変更しても、 その中の「.」「..」の属
  170. 性・タイムスタンプは変わりません。 必要なら「.」「..」の属性・タイムスタンプを
  171. 直接変更してください。
  172.  
  173. 3.6  キーアサイン
  174.  
  175.   カーソルキーで操作できることが確認されているのは、NEC  PC-9800シリーズと富士
  176. 通FMR/TOWNSシリーズだけです。[*7]
  177.   そこで、より多くの機種に対応するための措置として、以下のキーでも操作できるよ
  178. うになっています。
  179.       +--------------------------------------------------+
  180.       |機能 | ダイヤモンドカーソル |  CTRLキー(1) |  CTRLキー(2) |
  181.       |-----+--------------+--------------+--------------|
  182.       |  ↑ |    CTRL+E    |    CTRL+^    |    CTRL+K    |
  183.       |  ← |    CTRL+S    |    CTRL+]    |  CTRL+H(BS)  |
  184.       |  → |    CTRL+D    |    CTRL+\    |    CTRL+L    |
  185.       |  ↓ |    CTRL+X    |    CTRL+_    |    CTRL+J    |
  186.       +--------------------------------------------------+
  187.  
  188.  
  189. note:
  190.  
  191.  [*3] JISキーボード専用と割り切ってしまえば半角カナを認識するようにもできるの
  192.       ですが、親指シフトなどのキーボードのユーザーのために対応は見送りました。
  193.  
  194.  [*4] 実際には、空白を削除するのではなく、ディレクトリエントリのいちばん最後に
  195.       移動します。従って、このコマンドを使用しても、MS-DOS  Ver5のUNDELETEコマ
  196.       ンドなどで削除したファイルを復活できます。
  197.  
  198.  [*5] この場合は始点・終点が逆になります。
  199.  
  200.  [*6] ファイルの内容が変更されたときに立ちます。バックアップツールなどでバック
  201.       アップされるとこの属性が降りるので、バックアップを行ったかどうかの目安と
  202.       して使用されます。
  203.  
  204.  [*7] IBM DOS/Vにも対応したつもりですが、 手元にマシンがないためチェックはして
  205.       いません。
  206.  
  207.  
  208. 第4章  注意・補足説明
  209.  
  210. 4.1  サブディレクトリについて
  211.  
  212.   サブディレクトリを操作しているときは、 先頭にある「.」「..」の位置は変更でき
  213. ません。Rコマンドで名前を変更することもできません(属性・タイムスタンプは変更可
  214. 能です)。また、「..」に対してCコマンドを実行して親ディレクトリに戻ることもでき
  215. ません。Qコマンドを使ってください。
  216.   なお、  Sコマンドの始点に「.」「..」を指定することはできるようになっています
  217. が、このように指定しても「.」および「..」の位置は変わりません。
  218.  
  219. 4.2  ディスクの入れ替え
  220.  
  221.   DMOVE86を起動している間は、 操作しているディスクを絶対に入れ替えないでくださ
  222. い。書き込むときに、読み込んだものと同じディスクかどうかのチェックはしていませ
  223. んので、万一違うディスクに書き込んでしまうと、そのディスクに入っていた内容がす
  224. べて消滅することがあります。
  225.  
  226. 4.3  バックグラウンド処理
  227.  
  228.   バックグラウンドでディスクへの書き込みを行う常駐ソフトは絶対に使用しないでく
  229. ださい。 もしも、そのようなソフトの動作中にDMOVE86を起動してしまった場合は、直
  230. ちにDMOVE86を終了させてください。 そのソフトが行っている書き込みと実際のディス
  231. クの内容との整合性がとれなくなるため、誤動作する可能性があります。
  232.  
  233. 4.4  マルチタスクでの使用
  234.  
  235.   マルチタスク、 あるいはタスク切り替えといった機能は、 使用しないでください。
  236. DMOVE86と同時に動いている普通のアプリケーションはDMOVE86でディレクトリエントリ
  237. を書き換えることなど考慮していませんから、誤動作する可能性があります。
  238.  
  239. 4.5  ディスクのフォーマットについて
  240.  
  241.   MS-DOSのシステムを組み込んだディスクには、IO.SYS、 MSDOS.SYSというシステムフ
  242. ァイルがありますが、これらの位置を変更してしまうと、一部の機種ではそのディスク
  243. から起動できなくなります。
  244.  
  245. 4.6  結果が有効にならない場合について
  246.  
  247.   DMOVE86でディレクトリエントリを並べ替えてもその結果が認識されない場合がまれ
  248. にあります。この場合は、速やかにコンピュータをリセットしてください。[*8]リセッ
  249. トすれば大抵は認識されるはずです。
  250.   FASTOPENなどを使用している場合は、 その機能を解除してからDMOVE86を起動してく
  251. ださい。DMOVE86ではFASTOPENなどの常駐チェックは一切行っていません。
  252.  
  253. 4.7  子プロセスでの起動
  254.  
  255.   多くのソフトは、ディスク上に一時的なファイルを作ります。アプリケーションの子
  256. プロセスとしてDMOVE86を起動した場合、   これらのファイルはいじらない方が無難で
  257. す。特に、一時的なファイルが集中して置かれるディレクトリ[*9]の取り扱いには注意
  258. してください。
  259.  
  260.  
  261. note:
  262.  
  263.  [*8] そのまま使用するとファイルが破壊される可能性があります。
  264.  
  265.  [*9] たいてい、TEMPやTMPという名前です。
  266.  
  267.  
  268. 追記 A  著作権・免責
  269.  
  270. A.1  パッケージの内容
  271.  
  272.   DMOVE86のオリジナルパッケージには、以下のファイルが含まれています。
  273.       +---------------------------------------------+
  274.       |DMOVE86 .EXE  |実行ファイル                  |
  275.       |--------------+------------------------------|
  276.       |DMOVE86 .DOC  |マニュアル(このファイル)      |
  277.       |--------------+------------------------------|
  278.       |MAKEFILE.     |ソースファイル群              |
  279.       |DMOVE86 .H    |                              |
  280.       |DMOVE86 .C    |                              |
  281.       |CONSOLE .C    |                              |
  282.       |FAT_DPB .C    |                              |
  283.       |SECTBL  .C    |                              |
  284.       |DMSORT  .C    |                              |
  285.       |DMRENAME.C    |                              |
  286.       |ABSSEC2 .A86  |                              |
  287.       +---------------------------------------------+
  288.  
  289. A.2  著作権
  290.  
  291.   本ソフトウェアは、著作権を放棄していない、いわゆるフリーソフトウェアです。本
  292. ソフトウェアに関する一切の権利は、作者(Delmontaこと飯嶋浩光)が保有します。
  293.  
  294. A.3  使用条件
  295.  
  296.   本ソフトウェアは、誰でも自由に使用することができます。企業の業務等への使用も
  297. いっさい制限しません。また、個人的な使用の場合は、いかなる改変をしてもかまいま
  298. せん。
  299.   作者は、本ソフトウェアの動作保証をしません。本ソフトに欠陥があった場合でも、
  300. 作者に本ソフトウェアの修正を行う義務はないものとします。
  301.   また、本ソフトウェアの使用によりいかなる損害が発生したとしても、作者はそれを
  302. 補償する義務を負わないものとします。
  303.  
  304. A.4  再配布
  305.  
  306.   本ソフトウェアを再配布する場合は、オリジナルパッケージに含まれる全てのファイ
  307. ルを単一のパッケージとして配布してください。アーカイブの形式などは問いません。
  308. この時、郵送料、メディア代金等の実費を超える金品の授受を禁じます。
  309.   雑誌の付録、パソコン通信への登録など不特定多数への配布となる場合は事後で結構
  310. ですから作者まで連絡をください。ただし、日本国外の不特定多数への配布の際、およ
  311. び他のソフトウェアに添付しての配布の際には、書面による作者の事前の許可が必要で
  312. す。
  313.   改変したファイルを含むパッケージの不特定多数への再配布には、有償、無償を問わ
  314. ず書面による作者の許可が必要です。
  315.  
  316.  
  317. 追記 B  最後に
  318.  
  319. B.1  連絡先
  320.  
  321.   使ってくださいましたら、ぜひ感想をお聞かせください。今後の参考にさせていただ
  322. きます。
  323.   その他バグ報告、転載報告など、連絡は以下の住所までお願いします。
  324.  
  325.                     314
  326.                     茨城県鹿島郡鹿島町鉢形台3丁目9の13
  327.                                飯嶋  浩光
  328.  
  329. B.2  本ソフトの原点について
  330.  
  331. 本ソフトは、MSXマガジン91年5月号にフリーウェアとして掲載された「DMOVE2」を製作
  332. のヒントとしています。  このソフトもディスクファイルの並びを変えるものなのです
  333. が、
  334.  
  335.      o 3.5インチ及び5.25インチ[*10]の2DD(720KB)にしか対応していない
  336.      o ディレクトリは8階層までしか扱えない[*11]
  337.      o 扱えるのはエントリの先頭の112ファイル[*12]のみ
  338.      o 漢字モードでは動かない
  339.  
  340. と、いろいろな不満があったので、MS-DOS用に自作することになりました。
  341.  
  342. B.3  謝辞
  343.  
  344.   本ソフトの開発には、以下のソフトを使用しました。有用なソフトを提供してくださ
  345. った作者の方々に厚く御礼申し上げます。
  346.  
  347.      o LSI C-86 Ver3.30c 試食版(エル・エス・アイ・ジャパン株式会社) [*13]
  348.      o テキストフォーマッタntf Ver2.1(PoorTom氏)
  349.  
  350.   本ソフトの開発にあたり、以下の方々にお世話になりました。この場を借りて厚く御
  351. 礼申し上げます。
  352.  
  353.      o LSI  Cを5インチディスクからコンバートする際に学校の98を使わせてくださっ
  354.        た八木清氏
  355.      o 作成にあたり助言をいただいた☆Plusα☆氏
  356.  
  357. そして、本ソフトを使って下さっている全ての方々に感謝します。
  358.  
  359. B.4  参考資料
  360.  
  361.      1. MSXマガジン 91年5月号「Tools徹底活用法」より「DMOVE2」(アスキー)
  362.      2. MSX-Datapack 第3部 MSX-DOS 第3章 MSX-DOSの構造(アスキー、 パソコンソフ
  363.         ト扱い)
  364.      3. MS-DOS Ver5.0 基本機能セット L22 ユーザーズリファレンス(富士通)
  365.      4. エーアイムック(78)「体験!C言語」(長谷川博之他著、エーアイ出版)
  366.      5. Cマガジン 93年6月号 特集「MS-DOSファイル管理術」(中島信行著、 ソフトバ
  367.         ンク)
  368.      6. LHA Ver2.13のドキュメント(吉崎栄泰著)
  369.      7. 「Cプログラミング診断室」(藤原博文著、技術評論社)
  370.  
  371.  
  372.  
  373. note:
  374.  
  375. [*10] 標準では存在しませんが、制御ICは3.5インチ用と互換性があるので、雑
  376.       誌などには製作の方法が紹介されていました。
  377.  
  378. [*11] とはいってもこれはMSX-DOS(MS-DOSではない)の制限でもあるのだが・・
  379.       ・。
  380.  
  381. [*12] ちょうど2DDのディスクのルートディレクトリに入るファイルの数です。
  382.  
  383. [*13] Ver3.30cより古いLSI  Cには、 Ctrl+C押下時の処理にバグがありますの
  384.       で、古いバージョンでコンパイルする場合は、MAKE CFLAGS=-DCTRLC_BUG
  385.       と入力してコンパイルしてください。
  386.  
  387.  
  388. 追記 C  バージョンアップ履歴
  389.  
  390. Version 1.00a → 1.20a
  391.  
  392.      o TownsOSから起動したときなどにセクタが読み込めないバグを修正しました。
  393.      o サブディレクトリを編集してW(Write)コマンドを実行しても結果が正しく反映
  394.        されないバグを修正しました。
  395.      o S(Sort)コマンドが利用可能になりました。
  396.      o サブディレクトリの「.」「..」に対しての操作が一切できないようになりまし
  397.        た。
  398.      o 階層の深いサブディレクトリを編集する際にメモリ不足が発生しにくくなりま
  399.        した。
  400.  
  401. Version 1.20aを、富士通「フリーソフトウェアコレクション7」に収録。
  402.  
  403. Version 1.20a → 1.20c
  404.  
  405.      o フォーマットしたばかりのディスクは編集できないようにしました。
  406.      o PC-98でもカーソルキーが正しく使えるようになりました。
  407.      o U(Upper directory)コマンドの代替キーを[BS]から[ESC]にかえました。
  408.      o PC-98で、選択したファイルが反転表示されないバグを修正しました。
  409.      o 16ビットFATのディスクがメモリ不足で編集できないバグを修正しました。
  410.      o makefileをパッケージに追加しました。
  411.      o テクニカルドキュメントとバージョンアップ履歴をパッケージに追加しまし
  412.        た。
  413.      o ルートディレクトリでUコマンドを実行した場合は、 Q(Quit)コマンドと同等の
  414.        動作をするようにしました。
  415.      o Wコマンドを実行せずにQ/Uコマンドを実行しようとしたときに警告を出さない
  416.        ようにしました。
  417.      o MS-DOS       Ver4以降で導入された32ビットセクタアドレッシングのディスク
  418.        (98/FMRでは128MB以上、IBM互換機では32MB以上)に対応しました。
  419.      o ファンクションキーを押したときに誤動作するバグを修正しました。
  420.      o 画面上に(コンソールの持つ)カーソルを表示しないようにしました。
  421.  
  422. Version 1.20cを、富士通「フリーソフトウェアコレクション8」に収録。
  423.  
  424. Version 1.20c → 2.00a
  425.  
  426.      o 骨格部分のロジックを改訂しました。表面には出てきませんが、 これでかなり
  427.        改造がしやすくなりました。
  428.      o IBM DOS/Vのカーソルキーに対応したつもりです。
  429.      o R(Rename)コマンドを追加しました。
  430.      o 画面上に表示していたコマンドリストをカットし、かわりにHコマンドを追加し
  431.        ました。
  432.      o Qコマンドを廃止し、UコマンドをQと改称しました。
  433.      o Wコマンドを実行せずにQコマンドを実行しようとした際に警告を表示する機能
  434.        を復活しました。
  435.      o パラメータなしで起動した場合に、 キーボードからドライブ名を入力するよう
  436.        にしました。
  437.      o Wコマンドの動作をほんの少し高速化しました。
  438.      o マニュアルの整形にテキストフォーマッタntfを使用するようにしました。
  439.      o 操作マニュアルとバージョンアップ履歴を統合しました。
  440.      o テクニカルドキュメントをパッケージから削除しました。
  441.  
  442. Version 2.00aを、富士通「フリーソフトウェアコレクション9」に収録。
  443.  
  444. Version 2.00a → Version 2.00c
  445.  
  446.      o Rコマンドで、タイムスタンプが正常に表示されないバグを修正しました。
  447.      o 操作性を改良しました。
  448.      o Sコマンドで、ファイルサイズによるソート機能を追加しました。
  449.  
  450. Version 2.00cを、富士通「フリーソフトウェアコレクション10」に収録。
  451.  
  452.